昭和20年代後半、
レーマン製菓がチョコレートを手がけた頃、
まだチョコレートは高級なお菓子でした。

色んな食品にチョコレートを付けてみたものの、まだまだ日本には簡単に手にはいる食品はなく、高価なものばかりでした。
大正～昭和にかけて、子供のお菓子として人気のあったポン菓子(※)の技術を応用し、色んなものをポン菓子にしチョコレートをかけてみたところ、香ばしさ、歯触り、手軽さから麦がもっとも適していました。
(※)米やトウモロコシなどを専用の回転式の容器に入れ火をかけ加圧後、一気に減圧し膨張させた菓子。

麦チョコに「ムーギ」という愛称をつけてこの世に最初に送り出したレーマン。
それだけ自社の麦チョコに愛情とこだわりを持ち、手間ひまをかけている証拠です。

サクサクさと香ばしさのバランスを考えて配合した麦パフ。

その軽やかな食感を損なわず、さらに引き立たせるようにブレンドしたチョコレートを独自の製法で時間をかけてゆっくりとかけてます。

ついつい手のひらいっぱいに取って頬張ってしまう麦チョコですが、実はたくさんのこだわりが詰まっています。

販売当初のデザイン